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エッセイ

私のお芝居礼賛

私のお芝居礼賛(77)

とうとう私もヅカデビュー!を果たしてしまいました。以前“ぱあと69”でご紹介した整形外科医の先生にチケットをお取りいただき、令和1年8月の雪組公演「壬生義士伝」をお盆明けに東京宝塚劇場で堪能してきたのでした。 原作は平成 …

私のお芝居礼賛(76)

令和1年8月の歌舞伎座第三部公演は坂東玉三郎演出・主演の“雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)”でした。 歌舞伎座公演は通常昼の部と夜の部の二部制(演目は別)ですが、毎年8月だけは夏芝居と銘打って時間を短くして三部公演(演目 …

私のお芝居礼賛(75)

令和1年7月の新橋演舞場は藤山直美主演で吉本興業の創始者吉本せい(昭和25年60歳で没)を描いた「笑う門には福来る」でした。歌舞伎や映画などの松竹と、お笑いを主にした吉本興業は日本の興行界を代表する会社です。松竹は白井松 …

私のお芝居礼賛(74)

私はあまり漫画を見ないので知らなかったのですが、漫画家みなもと太郎さんの「風雲児たち」という歴史漫画が昭和54年から雑誌に連載が始まり関ケ原→江戸時代の先駆者たち→幕末本編の三部作として構成されて連載開始から40年に達し …

私のお芝居礼賛(73)

令和という新元号になっての最初の歌舞伎観劇は東京品川にある寺田倉庫という大きい倉庫内の5階に舞台を設えての“女殺し油地獄”という中村獅童主演の人気狂言でした。 ホントの倉庫ですから内部はコンクリートむき出しの無機質な壁や …

私のお芝居礼賛(72)

5月1日に改元され令和になって初めての観劇は日生劇場「クイーン・エリザベス」でした。現在に続くイギリス王室の基礎を築いたエリザベス一世の波乱に満ちた生涯を描いたもので、これまで日本や欧米で演劇や映画に数多く取り上げられて …

私のお芝居礼賛(71)

「国家安康 君臣豊楽」という文字を見て、歴史好きな方ならすぐ徳川家康が豊臣家を滅ぼすための口実に使ったものと気が付かれるはずです。日本史上最大の難癖とされるこの事件は、慶長19年(1614年)豊臣秀頼が京都方広寺大仏再興 …

私のお芝居礼賛(70)

平成最後の歌舞伎座夜の部は澤瀉屋(おもだかや)家の芸である猿翁十種の「黒塚」でした。この芝居は奥州安達ケ原の鬼婆伝説を素材とした舞踊劇で当代(四代目)市川猿之助の曽祖父である二代目猿之助(昭和38年没)が昭和14年に初演 …

私のお芝居礼賛(69)

昨年夏とうとう千代田区有楽町にある東京宝塚劇場に足を運んで“ヅカデビュー”しました。といっても私のことではありません。当事務所のお客様でお医者さんのS先生が還暦にしてついにヅカデビューを果たしたというエッセイを医師会報に …

私のお芝居礼賛(68)

( 盛綱陣屋 その二 )  今回の“盛綱陣屋”にはもう一つ興味をそそられる点があります。それは子役の小三郎(佐々木盛綱の子)と小四郎(佐々木高綱の子)です。上演記録を調べると今回主演の仁左衛門丈が昭和28年1月大阪歌舞伎 …

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