「エフ」五飛行艇 試作型 イギリスのショート社のF5飛行艇を国産化するために大正9年同社から8機を輸入して日本海軍が製作した「エフ」五飛行艇の試作型である。 ポーランドのコロジーモデルが1/72でキットを発売してくれてい …
「エフ」五飛行艇 大正12年11月22日に兵器として制式採用された日本海軍最初の飛行艇でイギリスのF5飛行艇を国産化したもの。当時の飛行艇としては傑出した機体で数々の長距離飛行を成功させ各種の実験や訓練にも活躍して大きな …
一五式飛行艇改一 大正15年(だから一五式という。)にそれまでのエフ5飛行艇の後継機の試作を命じられた広工廠がその年の秋に試作第一号機を完成させ、各種改良を重ねて昭和4年制式採用となった。1号は艇体が布貼りだったがこれを …
一五式二号飛行艇 一五式飛行艇のエンジンを新型に換装した後期生産型を一五式二号飛行艇と称するが、外見はほとんど区別がつかない。昭和13年ごろまで日本海軍の主力飛行艇として愛用された。 キットはポーランドのコロジーモデルが …
八九式飛行艇 昭和4年(紀元2589年)それまでの一五式飛行艇の発展型となる全金属製の胴体に金属製骨組みの主翼に羽布張となった八九式飛行艇を完成させた。総製作機数は17機だったが性能は良好で上海事変・日中戦争初期に使用さ …
九〇式二号飛行艇 昭和5年制式採用の日本海軍初の大型飛行艇で実機は合計5機作られたが、1号機は訓練中海面に墜落して殉職者2名を出し、3号機は宮城県塩釜港で係留中に汽船に衝突されて大破するなど全機が事故で破損しているという …
スーパーマリンチャンネル飛行艇 大正10年イギリスの航空教育団が日本に持ってきた練習飛行艇で、機首に機銃1丁を装備し主翼は前方に折りたためるようになっている。大正14年日本海軍から民間の日本航空運輸研究所に払い下げが決ま …
スーパーマリンシーガルⅡ 日本海軍が昭和初期にイギリスのスーパーマリン社から一機だけ研究参考用に輸入した飛行艇で、まったくマイナーなこの飛行艇をポーランドのメーカーのシルバーウィングス社が縮尺1/48で発売したのは驚き。 …
九一式一号飛行艇 一五式飛行艇や八九式飛行艇に代わる新型飛行艇として広工廠(ひろ こうしょう)が昭和6年から開発を開始し翌昭和7年に完成して制式採用された九一式一号飛行艇は、中国戦線での輸送飛行や沿岸哨戒に従事したが旧式 …
フェアチャイルド(水陸)両用機 昭和11年にアメリカのフェアチャイルド社から研究参考用に輸入されたが、重心が高い位置にあるために着陸時に前のめりになって転覆する事故を起こし大破している。その後この飛行艇を参考に水陸両用の …
九七式飛行艇二二型 昭和12年制式採用のこの飛行艇は大戦中に輸送や哨戒から敵艦攻撃まで行い飛行艇の傑作機となったが低速と防弾の不備が相まって179機作られたうち終戦時に残存したのは5機に過ぎない。昭和17年東宝映画から日 …
九九式飛行艇 昭和15年に正式採用された日本海軍の飛行艇だったが航続距離は長かったものの水上での安定性に欠けさらに故障も多く、同時期開発の97式飛行艇があまりに高性能だったために20機程度の生産で打ち切られた。アメリカと …
九九式飛行艇 アニグランド社の1/72九九式飛行艇でキットは細かい所まで作りこまれており出来上がりも1/144に比べればはるかに迫力があり悪くないように思われる。時間はかかるが輸入キット専門店に依頼すれば入手可能である。 …
二式飛行艇 昭和17年制式採用のこの飛行艇は九七飛行艇同様輸送や哨戒、敵地攻撃(昭和17年3月4日にハワイ真珠湾に二式飛行艇3機編隊が開戦劈頭に続く第二回目の爆撃を敢行している。)まで大活躍したが、167機作られたうち終 …
二式練習飛行艇 飛行艇搭乗員の大量養成用に開発された練習飛行艇だったが、制式採用されたのが昭和17年(紀元2602年)で本機の生産が軌道に乗るころには戦局の悪化により飛行艇搭乗員大量養成の必要性が減少していたため生産機数 …