ソッピース3型パップ戦闘機 大正6年(1917年)山下汽船の山下亀三郎社長が陸軍海軍にそれぞれ50万円を寄付したことによりイギリスの航空機メーカーのソッピース社から陸軍が50機購入した戦闘機。 符号 ナシ 縮尺 1/48 …
甲式三型戦闘機 スキー仕様 日本陸軍がフランスのニューポール社の飛行機を大正時代に練習機として輸入し、甲式一型二型三型と命名して使用した。練習生は一型で基本操縦を習得後単独飛行を行う二型、そして三型と段階を上がっていった …
甲式四型戦闘機 フランスの航空機メーカーのニューポール社から輸入した飛行機をニューポール式とは呼ばず“甲式”と命名した。因みに“乙式”はフランスの航空機メーカーのサルムソン社の飛行機で、“丙式”はやはりフランスの航空機メ …
九一式戦闘機 甲式四型戦闘機に代わる陸軍の主力戦闘機で昭和6年(紀元2591年)制式採用となった。紀元2591年の下二ケタの91をとって九一式戦闘機と命名された。満州事変や上海事変も発生していたが結局実戦参加はなかったと …
九二式戦闘機 九一式戦闘機の後継機として、昭和7年(紀元2592年)制式採用となった戦闘機だったがこれも実戦参加の機会はなかった。この九二式戦闘機の模型もラクーンモデルのみが1/48縮尺で発売している。 符号 ナシ 縮尺 …
九五式戦闘機二型 九二式戦闘機に代わる日本陸軍の主力戦闘機で昭和10年(紀元2595年)制式採用となった。1型2型合わせて588機も生産され昭和12年から実戦部隊に配備、抜群の安定性と格闘性能で日中戦争初期では圧倒的な強 …
九七式戦闘機甲型 昭和12年(紀元2597年)制式採用の陸軍初の全金属製低翼単葉機で、大戦初期まで活躍を続け、第一線を退いたのちは練習戦闘機に転用された。総生産機数は3382機でこれは日本機としては零戦、隼、疾風に次いで …
九七式戦闘機甲型 昭和13年から中国戦線に実戦投入され昭和14年のノモンハン事件ではその優秀な格闘性能でソ連空軍を圧倒している。(後には補充が続かず苦戦を強いられるが。)終戦直前九州博多湾に墜落したこの九七式戦闘機を平成 …
九七式戦闘機乙型(満州国空軍仕様) 九七式戦闘機は満州国やタイ国にも輸出されておりこの模型は満州国空軍仕様である。満州国で民間の献金によって作られた飛行機にはその証として胴体に「護国」と表記されるが、そのあとに地名の「安 …
一式戦闘機一型「隼」 九七式戦闘機に代わる陸軍の主力戦闘機で昭和16年(紀元2601年)5月の制式採用であるため太平洋戦争開戦時に実戦配備についていた隼はわずか53機だったというが、マレーやビルマなどで大活躍し、映画や歌 …
一式戦闘機一型「隼」 明野教導飛行学校所属機。マルシン工業製品は重量感溢れる金属モデルで細部までこだわった精巧な作りで素晴らしい出来栄えである。因みにアメリカ軍は隼のことを“オスカー”と呼んでいた。 符号 キ-43Ⅰ 縮 …
一式戦闘機二型「隼」 二型はエンジンを一型の950馬力から1150馬力に換装した性能向上型で武装も強化されている。この模型は飛行第64戦隊檜与平中尉搭乗機。昭和18年11月の空中戦で右足首を失いながらその一年半後義足をつ …
一式戦闘機二型「隼」(満州国空軍仕様) 「隼」も友邦満州国やタイ国に輸出されていて、これは満州国空軍仕様。胴体表記の「護国満州石油壱号」は満州石油株式会社からの献金によって作られた一機目の飛行機であることを表している。 …
一式戦闘機三型甲「隼」 二型からさらに性能を向上させた三型だが、隼の主翼の強度不足のため主翼に大口径の機関砲を装備することができず胴体前方に12.7㍉機関砲2門のみの搭載という貧弱な武装で連合軍の戦闘機と戦わねばならなか …
二式単座戦闘機一型「鍾馗」 昭和13年日本陸軍初の重戦闘機の開発が決定し様々な不具合困難を乗り越えて昭和17年1月から生産が開始された。すぐ南方やビルマに展開し黒江保彦大尉がシンガポール上空で英空軍機を撃墜して初の戦果を …
二式単座戦闘機二型甲「鍾馗」 昭和17年(紀元2602年)制式採用の1450馬力のエンジンを持つ重単座(一人乗り)戦闘機。アメリカ軍の呼び名は“トージョー”。模型としての人気も高く、タミヤ、ニチモ、ハセガワなど日本を代表 …
二式単座戦闘機二型乙「鍾馗」 敵大型爆撃機の撃墜に苦労した陸軍が主翼に大口径の40㍉機関砲を搭載した改良型を製作したものだが、弾道が安定せず(要するにまっすぐ弾丸が飛ばない!)命中率が低かったからか戦果はあまり報告されて …
二式複座戦闘機甲型「屠龍」 昭和17年制式採用の敵大型爆撃機を撃墜するために開発実戦投入された双発で複座(二人乗り)強武装の戦闘機。模型はハセガワやニチモで1/72、1/48共に発売されており入手は容易である。アメリカ軍 …
二式複座戦闘機「屠龍」 1万メートル上空から本土空襲に飛来するB-29がなかなか撃墜できず、ついには武装も外して身軽になりB-29の高度まで(やっと)上昇して体当たり攻撃専門の震天制空隊が編成された。胴体に描かれた鏑矢( …
三式戦闘機一型甲「飛燕」 昭和18年制式採用の日本陸軍唯一の液冷エンジン搭載の戦闘機。優美な機体のファンも多くハセガワやニチモ、タミヤなどのほかに海外メーカーも多数飛燕を手掛けており入手は容易である。写真はマルシン工業製 …
三式戦闘機一型甲「飛燕」 写真は陸軍飛行第19戦隊所属機を再現したもの。 符号 キ-61Ⅰ 縮尺 1/48 模型メーカー マルシン工業 素材 金属
三式戦闘機一型丙「飛燕」 連合軍機に比べて火力不足に苦しんだ陸軍が友邦ドイツからマウザー20㍉機関砲を輸入して飛燕に搭載(丙型)し戦果を挙げたといわれている。写真は本土防空の飛行第244戦隊所属機。 符号 キ-61Ⅰ 縮 …
三式戦闘機二型「飛燕」 性能向上型の二型は機首延長や風防、尾翼を再設計したが一型同様エンジン不調に常に悩まされたという。 符号 キ-61Ⅱ 縮尺 1/50 模型メーカー タミヤ 素材 プラスチック
三式戦闘機二型「飛燕」 飛燕Ⅰ型の発動機をより強力なものに換装し主翼や風防にも若干の回収を加えて性能向上を図ったものが飛燕二型であるが、二型としての生産機数は99機だった。戦争末期本土に飛来するB-29攻撃や防空戦闘に従 …
三式戦闘機二型改量産型「飛燕」 二型の風防を水滴風防に改めた二型改。この二型改はチェコ共和国のRSモデルのみが1/48キットを発売している。 符号 キ-61Ⅱ改 縮尺 1/48 模型メーカー RSモデル 素材 レジン
四式戦闘機「疾風」 昭和19年(紀元2604年)制式採用の日本機では一番馬力の大きい1900馬力エンジン搭載の重戦闘機。武装も12.7㍉機関砲2門、20㍉機関砲2門の強武装で大東亜決戦機とまで言われて大いに期待されたがエ …
五式戦闘機一型甲 三式戦闘機飛燕のエンジン不調問題が解決しなかったため、エンジン部分のない機体(首なし飛燕)が多数あったのを別のエンジンに切り替えてみたところ性能も実用性も格段に向上したので昭和20年(紀元2605年)五 …
五式戦闘機一型乙 風防後部が胴体と一体になっているのが甲型で、水滴風防に改めたものが乙型である。戦争が昭和20年(紀元2605年)に終わったために兵器に付けた年号の番号はこの「五式~」で終わっており、紀元2606年(昭和 …
五式戦闘機二型 諸外国に比べて排気タービン過給機装備の高高度戦闘機の開発が遅れていた陸軍が昭和17年以降次々に試作を指示しキ-87やキ-94・キ-102などが試作されたが開発が難航しているうちにB29による本土空襲が始ま …
キ-109 特殊防空戦闘機 日本陸軍の四式重爆撃機飛龍を改造して機首に口径75㎜の大口径砲を装備しB29の邀撃機として開発され昭和19年8月に試作第一号機が完成、終戦までに22機が実戦配備されたが高高度性能不足のために戦 …