エッセイ
戦争と経営の共通点(3)
もったいないの呪縛 その1 もったいない”という言葉は世界の中で日本にしかない表現だそうですが、日本人は長い間常にモノ不足(人余り)の状態が続いた為にモノを異常とも思えるほど大切に扱いました。戦争中はさらにそ …
戦争と経営の共通点(2)
準備 昭和16年12月8日から1367日も続いた太平洋戦争において大海戦と言われるのはハワイ・マレー沖海戦、珊瑚海海戦、ミッドウェイ海戦、南太平洋海戦、マリアナ沖海戦、フィリピン沖海戦程度しかありません。このほかにも小規 …
戦争と経営の共通点(1)
先の太平洋戦争において昭和17年から19年にかけて南方洋上で日本軍航空機と戦うアメリカ軍パイロットは、1ヵ月戦うと次の1ヵ月はオーストラリアで休養し、次の1ヵ月はアメリカ本土に帰って訓練に従事して、万全の体調を整えて又南 …
私のお芝居礼賛(30)
平成25年4月2日小雨降るあいにくの天気の中、新しい歌舞伎座がとうとう開場しました。 歌舞伎だけは歌舞伎座で見るべきだというのが持論の私はこの開場を3年前から心待ちにしておりました。ただチケット代は(杮落し公演だけかもし …
私のお芝居礼賛(29)
平成24年12月一年納めの歌舞伎は新橋演舞場での御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)でした。坂東三津五郎扮する弁慶がたくさんの捕り方の首を次々に捩じ切りその生首を大きい桶に放り込んで芋を洗うように掻き回す場面(別名芋洗い …
私のお芝居礼賛(28)
十八代目中村勘三郎丈の訃報が飛び込んできたのが平成24年12月5日の朝のNHKニュースでした。 そのあまりの衝撃に一瞬絶句。 “私のお芝居礼賛ぱあと1”で「中村勘九郎(当時。平成17年一八代目勘三郎を襲名)は日本一幸せな …
私のお芝居礼賛(27)
平成24年11月10日と12月5日、森光子さんと中村勘三郎丈という人気役者が相次いで亡くなりました。 大正9年生まれ満92歳の森さんはともかくも、昭和30年生まれ満57歳の中村勘三郎丈の早すぎる他界に呆然とする思いでした …
平野政吉美術館
平成24年10月の日曜日に秋田市千秋公園内にある、平野政吉美術館を見学してきました。 前日の土曜日は角館にある平福百穂記念美術館を訪れましたので、二日連続で芸術の秋を堪能してきました。 秋田の素封家の平野政吉さん創立の平 …
無言館再び
今年(平成24年)1月、長野県に会社買収の仕事に行った際にその合間に上田市にある戦没画学生の遺作を集めた無言館を短時間見学してきましたが、十分時間をかけてじっくり見ようと6月になって今度はプライベートに再度訪れました。 …