横廠式ロ号甲型水上偵察機
この飛行機は横須賀海軍工廠(略して横廠)が開発した日本海軍最初の制式機となる水上偵察機で大正12年(1923年)横廠式水上偵察機と改名された。運動性や安定性・操縦性がよく実機は200機以上も製作されたが、キットは見当たらず完成品は見たことがない。この模型は愛知県在住のソリッドモデラーKさんが製作されたものをお譲りいただいたもので朴木(ほうのき)を削り出し金属も組み合わせて細部までこだわった素晴らしい出来栄えである。なお大正7年に改正された「飛行機名称」によれば練習用をイ号、偵察用をロ号、敵機駆逐用をハ号、敵艦船攻撃用を二号と呼ぶことにしていたので、横廠式ロ号甲型とは横須賀海軍工廠(横廠式)の偵察機(ロ号)の最初の機体(甲型)という意味になる。
符号 | ナシ |
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縮尺 | 1/48 |
模型メーカー | フルスクラッチ |
素材 | 木 |