九〇式二号機上作業練習機
昭和6年に正式採用された九〇式機上作業練習機(K3Ⅿ1)のエンジンをより強力なものに換装し尾翼の改修や燃料タンクの増量を行って昭和13年に九〇式二号機上作業練習機(K3Ⅿ3)として正式採用された。旧式機ながら実用面で好評だったために終戦まで広く採用されたほか水上機型(K3Ⅿ2)や輸送機専用のもの(K3Ⅿ3-Ⅼ)も少数ながら製造され終戦時132機が残存していたと言われている。
キットはチェコのAZモデルが1/72ながら発売しており輸入キット専門店に依頼すれば入手は可能である。それにしてもこのような余程の好事家でなければ知らないようなマイナーなキットをしかも日本から遠く離れたチェコ共和国のメーカーがなぜ製造販売するのかが不思議千万である。
符号 | K3Ⅿ3 |
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縮尺 | 1/72 |
模型メーカー | AZモデル |
素材 | プラスチック |