十三試双発陸上戦闘機
長距離を飛んで爆撃行に出る陸攻に随伴できる戦闘機の必要性を認識した海軍が航続距離の長い双発戦闘機開発を中島飛行機と三菱に命じ中島が試作機として製作したが、海軍の過大な要求が重量増加を招き加速力や上昇力等が不足で開発は断念された。ただこの試作機を基に後に夜間戦闘機月光や天雷、二式陸上偵察機が開発された。尚、“十三”は昭和13年に製作したことを表し、“試”は試作機の意味で“双発”は発動機(エンジン)が二つあること、そして“陸上”は滑走路の短い航空母艦からではない滑走路の長さに余裕のある陸上の基地から飛び立つ飛行機であることを示している。模型は日本のフジミ模型が1/72で発売しており入手は困難ではない。また日本製品なのでキットは完璧で完成品の出来栄えもいいと思われる。
符号 | J1N1 |
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縮尺 | 1/72 |
模型メーカー | フジミ模型 |
素材 | プラスチック |