天河(てんが)
航空技術廠によって陸上爆撃機銀河の後継機として開発が進められていた機体で昭和18年に開発が開始されたものの、計画段階で終戦となった。搭載予定のエンジンは友邦ドイツより遥々潜水艦によってもたらされた設計図によるターボジェットエンジンの「ネ30」で銀河に搭載した実験機によって試験を行った後に天河の試作が行われる予定だったが計画のみで終わっている。ウクライナ共和国のユニクラフト社がこのような計画機だけの飛行機のキットを発売してくれたのがありがたいが、やはり(信じがたいほどの)粗悪キットで日本のメーカーに比べると50年という単位で技術が遅れていると言ったら言い過ぎか。輸入キット専門店に依頼すればキットの入手は可能であるが、一から自作するよりはマシという品質レベルという気がする。
符号 | ナシ |
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縮尺 | 1/72 |
模型メーカー | ユニクラフト |
素材 | レジン |