九七式飛行艇二二型
昭和12年制式採用のこの飛行艇は大戦中に輸送や哨戒から敵艦攻撃まで行い飛行艇の傑作機となったが低速と防弾の不備が相まって179機作られたうち終戦時に残存したのは5機に過ぎない。昭和17年東宝映画から日本と南洋を結ぶ民間航空路を開発しようとする支所長と操縦士を描く「南海の花束」という映画にこの九七式飛行艇のシーンが随所に出てきて興味深い。模型でも人気の機種だが大きすぎて1/48のキットを発売しているメーカーはないが、1/72ではハセガワが、1/144ではビッグバードが発売しており入手は比較的容易である。
符号 | H6K4 |
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縮尺 | 1/48 |
模型メーカー | ウィングクラブ |
素材 | 木 |