利根
竣工 昭和13年11月20日 当初軽巡洋艦として建造され後に20㎝法を搭載して重巡洋艦となりさらに艦前部に主砲塔4基を集中させ後部に水上偵察機を搭載するいわば航空巡洋艦ともいえる軍艦になる。昭和16年3月のセイロン島沖海戦では利根搭載の偵察機が2隻の英重巡洋艦を発見、艦爆隊を誘導してあっという間の撃沈につなげる。ところが同年6月のミッドウェイ海戦では利根搭載の偵察機が故障して発進が遅れ、その為この偵察機が飛ぶ予定だった担当方面にいた敵艦隊発見が遅れてミッドウェイ海戦敗北の一員となったのは有名な話。その後昭和19年10月のレイテ沖海戦に参加、サマール沖では米空母ガンビアベイ撃沈に貢献する。その後内地に戻り練習艦に指定され江田島に係留中米艦載機の攻撃を受けて大破着底、そのまま終戦を迎える。昭和23年解体される。
模型メーカー | ウィングクラブ |
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縮尺 | 1/200 |
模型全長 | 101㎝ |
素材 | 木 |