剣
昭和20年3月に第一号機が完成した体当たり攻撃専用の飛行機(異説あり)で一式戦闘機隼でも使用されたハ-115という1150馬力のエンジンを搭載し離陸後は(帰還しないので不要になる)主脚を飛行場上空で切り離して投下し再使用することになっていた。105機生産されたが飛ぶのがやっとの新米パイロットでは敵艦隊まですら行き着くことが困難で戦果は望むべくもなかったはずで幸いに実戦投入はなかった。因みに名称の剣は、昭和19年フィリピン防衛司令官に任ぜられた山下奉文大将の「我に剣を与えよ」の演説に因んで名づけられたという。チェコ共和国のエデュアルドが1/48キットを発売しておりまた1/72キットもほかのメーカーで手掛けているが最近はほとんど出回らないようである。
符号 | キ-115 |
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縮尺 | 1/48 |
模型メーカー | エデュアルド |
素材 | プラスチック |