キ-91 長距離戦略爆撃機
アメリカ本土爆撃を企図して、昭和18年に陸軍より四発の大型爆撃機の開発を命命じられた川崎飛行機が全力を挙げて製作に取組み、キ-91という符号も与えられたが戦局悪化により昭和20年2月に開発中止となる。実機は完成することなくモックアップの写真だけが残されている。平成15年に双葉社から「日本軍試作機」という本が出版されその中でキ-91が多くのイラスト入りで紹介されているが、旧ソ連邦ウクライナ共和国の模型メーカーであるユニクラフト社がおそらくこの本を参考にしたものと思われるが、1/72のキ-91のキットを平成29年に(きわめて珍しい他の日本軍機と共に)発売してくれた。実機の全長(計画値)が33mなので1/72とはいえ模型でも全長46cm位にもなってかなり大きくて重い。このキットは少し高価であるが入手は可能である。
符号 | キ-91 |
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縮尺 | 1/72 |
模型メーカー | ユニクラフト |
素材 | レジン |