三菱 鳶(とび)型試作偵察機
大正8年に陸軍がそれまでの乙式一型偵察機に変わる新偵察機の競争試作を中島製作所や川崎に命じた際に三菱が提出した機体で、このころから三菱は自社機に鳥の名前を付けるようになった。機体は木金混合骨組みで羽布・合板の一葉半の複葉機で非常に高い位置にある上翼という奇異な姿に似ず飛行性能は良好であったという。しかし飛行試験中に事故を起こし不採用となった。結局川崎の提出機体が採用となり後の八八式偵察機となる。模型はポーランドのコロジーモデルが1/72で発売しておりキット・出来栄え共に悪くないと思われる。キットは輸入専門店に依頼すれば入手可能である。
符号 | 2ⅯR1 |
---|---|
縮尺 | 1/72 |
模型メーカー | コロジーモデル |
素材 | レジン |