キ-5
昭和8年に陸軍がそれまでの九二式戦闘機に代わる後継機の試作を川崎航空機に命じ、陸軍初の低翼単葉式の戦闘機として試作機3機が製作された。主翼は日本機には珍しい逆ガル型をしていてユニークな機体に見える。しかしエンジンの不調と運動性能の悪さから翌昭和9年不採用が決定した。しかしこの経験がその後のキ61(飛燕)に生かされることになりそれなりに意義のあった機体と言える。ポーランドのコロジーモデルが1/72ながらキットを発売しており入手も可能である。単葉機ということもあって製作は比較的容易で出来栄えもまずますである。
符号 | ナシ |
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縮尺 | 1/72 |
模型メーカー | コロジーモデル |
素材 | プラスチック |