長門
大正9年11月25日竣工後すぐ連合艦隊旗艦となりその任を同型艦陸奥と共に交代で務め日本中から親しまれた。“陸奥と長門は日本の誇り”といういろはカルタまで作られた。
しかし大艦巨砲主義はすでに終焉を迎え対米戦争ではほとんど活躍の機会がないまま昭和19年6月のマリアナ沖海戦、同年10月のレイテ沖海戦に参加しサマール島沖で米機動部隊を発見砲撃を行うも命中弾はなかった。その後横須賀に無事帰投したものの燃料不足で運用できず米艦載機の空襲を受け中波状態で終戦を迎える。12隻の戦艦で対米戦争に臨んだ日本海軍だったが、まがりなりにも終戦時海面に浮いていた唯一の戦艦だった。戦後米軍に接収された長門は昭和21年7月のビキニ環礁での水素爆弾実験に供され沈没する。
模型メーカー | 小西製作所 |
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縮尺 | 1/200 |
模型全長 | 112㎝ |
素材 | 金属 |