エッセイ
日経BP社発行の日経ビジネスAssocie2007年12年18日号に当事務所の女性職員が投稿した言葉が掲載されました。
糸井重里さん監修の「みんなで集めた心に残る言葉2008」という特製手帳ミニブックに見事掲載されたのです。投稿はしたものの掲載されるとは全く思わなかったので本人が一番びっくり。 「人の2倍働き、3倍もらい、4倍使う」 私が …
私のお芝居礼賛(11)
昭和30年代、テレビの一般家庭への普及に伴って急速にその姿を消した職業の一つに紙芝居屋さんがあります。毎日ではありませんでしたが夕方になると拍子木の音で子供達を集め、自転車の荷台に設えた額縁のような木の枠の中が紙芝居の劇 …
私のお芝居礼賛(10)
平成19年8月21日当地石巻市民会館にて井上ひさし作“円生と志ん生”というお芝居が角野卓造さん辻萬長さん主演で公演されました。 昭和12年創立の老舗劇団文学座幹部の角野さんとは二年ほど前泉ピン子さんの楽屋でピン子さんにお …
私のお芝居礼賛(9)
平成19年7月の歌舞伎座は名演出家蜷川幸雄演出の“十二夜“でした。蜷川さんは歌舞伎の演出は手がけないと公言していたのを当代尾上菊五郎が口説き落として演出してもらったのだそうです。 このお芝居はシェークスピアの同名の戯曲を …
私のお芝居礼賛(8)
平成19年6月は新橋演舞場で泉ピン子さん主演の“おんな太閤記”を、親子三人最前列中央で観劇することができました。午前11時半開演直前の短い時間でしたがピン子さんの 楽屋にお呼ばれしすっかり扮装も化粧もばっちり決めたピン子 …
私のお芝居礼賛(4)
平成18年の私の観劇事始は1月8日の歌舞伎座で(4代目)平成の坂田藤十郎の襲名披露興業からでした。231年ぶりの大名跡復活に場内は熱気に包まれました。襲名の口上では新坂田藤十郎丈を真ん中に成駒屋一門や松本幸四郎丈、中村吉 …
私のお芝居礼賛(3)
平成16年も随分とお芝居を見ることが出来ました。 8月の歌舞伎座は中村勘九郎主演の東海道四谷怪談でした。鶴屋南北の手になるこの四谷怪談は日本人に最もよく知られた怪談ですが、江戸時代に忠臣蔵とセットで上演されその外伝という …
私のお芝居礼賛(2)
歌舞伎を中心にお芝居を見るようになってから早20年近くになります。40数年余り前の幼児期に見た勧善懲悪の絵本の世界が目の前の舞台に広がるとき,えもいわれぬ郷愁にかられるのが嬉しくてほぼ毎月,宮城県石巻市から一泊二日で東京 …
私のお芝居礼賛(1)
歌舞伎を中心に芝居を見るようになってから早十数年になる。40年余り前の幼児期に見た勧善懲悪の絵本の世界が目の前の舞台に広がるとき,えもいわれぬ郷愁にかられるのが嬉しくてほぼ毎月,宮城県石巻市から一泊二日で東京へ芝居見物に …