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エッセイ

私のお芝居礼賛

私のお芝居礼賛(67)

( 盛綱陣屋 その一 ) 平成31年3月歌舞伎座夜の部は明和6年(1769年)初演の「近江源氏先陣館 八段目」の“盛綱陣屋(もりつなじんや)”でした。この狂言は鎌倉時代の設定ですが徳川家康が豊臣秀頼を攻めた大阪の陣を素材 …

私のお芝居礼賛(66)

平成31年2月の新橋演舞場は松竹新喜劇と新派のコラボで(二代目)水谷八重子や波野久理子、藤山扇治郎などと共に客演に藤原紀香を迎えての、平成8年に93歳の天寿を全うして他界した現代屈指の劇作家北条秀司の傑作“華の太夫(こっ …

私のお芝居礼賛(65)

宮沢賢治という名前を聞いて多くの人は“雨にも負けず 風にも負けず”の詩や“風の又三郎”や“銀河鉄道の夜”と言った童話を思い浮かべることと思いますが、“イーハトーボ”という人間と自然が共生し誰もが争わないで自由で平等な理想 …

私のお芝居礼賛(64)

平成30年12月の観劇納めは新橋演舞場の渡辺えり・キムラ緑子主演喜劇「有頂天団地」でした。“有頂天シリーズ”第三作目のこの作品は、前作・前前作の復讐劇とは違って原作者の小幡欣治が「ごく平凡な家庭の、ごく平凡な日常の出来事 …

私のお芝居礼賛(63)

平成30年11月のシアタークリエは、大竹しのぶ主演の「ピアフ」でした。エディット・ピアフは第二次大戦前から戦後にかけて多くの人から愛されたフランスのシャンソン歌手で、1915年(大正4年)パリの貧民街で生まれ1963年( …

私のお芝居礼賛(62)

誰もが知る天下の大盗賊の石川五右衛門は、悪事も含めたその事績は実は不明な点が多く詳しい本当の所はわかっていません。ただ戦国時代に日本にやってきたポルトガルやスペインの宣教師が書いた文章やそのほかの史料の中に五右衛門の名前 …

私のお芝居礼賛(61)

 万人に愛される稀有なスターという人はそう多くはありませんが、私は喜劇俳優藤山寛美さん(平成2年没60歳)、歌舞伎役者18代目中村勘三郎丈(平成24年没57歳)、プロ野球の長嶋茂雄さん、そして女優の藤山直美さんがこの特別 …

私のお芝居礼賛(60)

作家の井上ひさしさんは「ヒロシマとナガサキとオキナワの3本を書かないうちは死ねません。」と常々口にしていたそうですが、広島を舞台にした“父と暮らせば”、沖縄を舞台にした“木の上の軍隊”に続いて今回長崎が舞台の“母と暮らせ …

私のお芝居礼賛(59)

“ 俊寛 その三 ” 平家物語巻三中「有王島下り」の段には、赦免船に乗ることが叶わなかった俊寛のその後に関して次のような記述があり読者の涙を誘います。 鬼界が島に一人残された俊寛は深い絶望と孤独に打ちひしがれますが、しか …

私のお芝居礼賛(58)

“ 俊寛 その二 ” 江戸時代の享保4年(1719年)初演の近松門左衛門作の“平家女護島”というお芝居のなかの法勝寺(ほっしょうじ)の僧俊寛は、自分を犠牲にして他の人を助けるという美談仕立てのいわばヒーローとして描かれま …

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